【掲示板】立命館大学卒業生の今

情報理工学部 情報理工学科
コンピュータ系のサークルが充実しており、僕が把握しているだけで5つあります。それぞれが、人工知能、ゲーム、競技プログラミングなど、個性を出して活動しており、相互に競い合い高め合いながら活動をしているため、学部の勉強より難しいことを勉強したい人でも、大満足で活動出来ています。サークルが5つあると言いましたが、それぞれの設備が貧弱な訳ではなく、最先端に限りなく近い機器をふんだんに利用しており、数千円の部費でそれらの最新機器が使い放題なのも良いなと感じるひとつのポイントです。

ほかの大学では、就職の推薦枠などは研究室や教授ごとに来るため、配属によって大きな差が出てしまうという話を聞いたことがありますが、立命館ではキャリアセンターが一括で受け付けているためそういった不公平がなく、安心して求職できます。また、OBやOGの方々もたくさんおり、その方々のお話を折に触れて伺うことが出来、いま大学で学んでいることが実際の社会でどのように活かせるかビジョンが明確になるのもいい点だと思っています。

理系は本キャンパスから遠くはなれた山の中のキャンパスなので、通学の便が悪く、大変不便です。また、キャンパスが無駄に広いため、夏場などは大学の門から講義のある建物に行くだけでばててしまい、不便を感じるどころか体調の不安さえ覚えます。キャンパス内は綺麗で良いのですが、如何せん山の中腹にあることもあり、自転車では大変でです。これは少し改善の余地があるのではないかと思います。

私学ですから当然といえば当然ですが、留学が高額となってしまい気軽に手が出せません。大学側からも奨学金が出ますが正直雀の涙で、一部のお金のある人しか行けない、という印象を受けます。留学の制度自体は中国、オーストラリア、アメリカ、インド、シンガポール等、名だたる国々へ行ける素晴らしいものなのですが、留学することで大学を4年で卒業出来なくなったり、莫大な資金が必要になったりと、悪いポイントが目立ち、全体的に不満を感じています。

スポーツ健康科学部
比較的新しい学部で、実践的な授業が面白いからです。座学でずっと板書を書き写すような授業ではなく、なんでも実際に体を動かして自分でやってみるという事が多いです。また、スポーツ・健康分野は自分の身体で実感できるのでとても興味が湧きます。MR測定の授業では、実際に自分の体を測定して、筋肉量や脂肪量を測ったり、1日の歩数と消費カロリーを計算して自分の代謝が良いか知ることができたり、自分自身の健康や運動能力についても知る事ができて面白いです。

私が通っていたびわこ・くさつキャンパス(滋賀)は、比較的新しいキャンパスで、施設や測定機器なども新しく、面白い研究ができます。例えば、モーションキャプチャーシステムを用いて野球の投球動作の解析ができたり、フォースプレートと呼ばれる板の上で運動すると、板にかかった力の大きさやベクトルなどが3D画像で目に見てわかるなど、自分が実際に実験してみたい事になんでもチャレンジできるような環境が整っています。また、教授もフレンドリーな方が多く、興味がある事や研究したい事を伝えると、積極的に手伝ってもらえるので助かります。

多くの私立大学は休学中も多額の学費を払わなくてはいけない場合も多いですが、立命館大学は半期5000円で休学できます。つまり、大学が休学して何かにチャレンジする事を応援してくれる環境であるという事です。そのため、留学やインターンなどの制度や紹介も豊富ですし、研究や社会的チャレンジ、ボランティアなどには大学に認められた場合奨学金が貰えるなど、学生のチャレンジを応援してくれるような大学だと思います。学生がその気になれば、なんでもできるのがこの大学の良いところだと思います。

就職支援に関しては十分でないと感じます。学内の就職支援セミナーなどは数多く行われてはいるのですが、実用的ではないように感じます。1人ずつ相談に乗って個々に合った就職先を探してくれるというよりは、大学全体の就職実績を気にしているような気がします。個人的に就職課に相談に行っても具体的な解決策は得られず困ったこともありました。ただ、大学の就職課にはあまり期待できませんが、ゼミの教授は親身に相談に乗ってくれます。

びわこ・くさつキャンパスはサークルが少ないです。京都にあるメインキャンパスではそれなりにサークルがあるそうですが、滋賀のキャンパスはサークル数も少なく、その上立地が悪いのでインカレサークルなどもありません。その数少ないサークルに人が集中するので、100人越えサークルなんてこともザラにあります。毎回行くたびに自己紹介するような環境でなかなか仲間ができなかったのが残念でした。一方学部では、クラス制だったのでとても仲の良い友人がたくさんできました。サークルはあまり期待できません。

大学職員の対応が良くない
ほとんどの方が専属ではなかったためかもしれません。学生の為に環境を整えようという意識が全体的に低めでした。立命館大学は授業と授業の間の休みが10分しかなく、何か手続きをしようとする時には昼休みを利用するのが一般的でした。しかし当時は、職員も学生と同じタイミングで昼休みを取っていたため、不便で仕方ありませんでした。また、何か質問しにいっても対応できる職員が少なく、きちんとした教育をされていないのではないかという印象を受けました。災害時など電車が止まったときの休講連絡もかなり遅く、不満の声がいつも上がっていました。

国際関係学部 国際関係学科
ひょっとすると国際関係学部に限った話かもしれませんが、授業の充実度が他と違いました。海外の大学と比べると楽な方かもしれませんが、他の国内の大学と比べるとハードな学びが求められていた気がします。例えば、1回生の時の英語の授業は週4コマあり、徹夜を強いられるほどきつい課題の量が出ました。その甲斐あって、自分の周りの多くは英語圏への留学に移行することが出来たのではと思います。ゼミや卒業論文もお遊びではありません。教授の厳しいチェックが入ります。本当の意味で「学生らしい」学生生活を送ることができるのではと思います。

キャンパス間や学部間で建物の質に相当な差がありました。国際関係学部はかなりきれいな方でしたが、文学部の人がいつもかわいそうでした。エアコンはあまり効いていないし、授業中に部屋の中に虫が入ってくることがしょっちゅうでした。その一方でキャンパスや学部の新設が相次ぎ、そちらに相当なお金が回ります。新しい箇所はかなりきれいでした。魅力あるキャンパスや学部を作って受験者数を確保することは大学にとって非常に大事なことだとは思いますが、もう少し在校生を大切にしてほしいと感じました。

一度経営学部のあるキャンパスの図書館を訪れた時、活気に驚きました。どこのテーブルもディスカッションをしていたのです。

情報理工学部
これからの時代はAI(人工知能)などが活躍していく時代です。その社会の中で生きていけるのは情報分野をしっかり学んでいる人間です。その点で情報理工学部をおすすめします。この学部では、今までプログラミングを経験してこなかった人でもしっかりプログラミングをできるところまで教えてくれます。

私は理系ですので、三回生から研究室に配属され研究が始まりました。理系の研究には多くの費用がかかります。私の研究室の教授は、大学や国から研究費を多くもらっている方なので、研究に使える費用がたくさんある状況です。研究費が多くないと海外での論文発表する際に渡航費を自腹で出さないといけないということを友人から聞いたことがあります。また、私の研究室では多くの共同研究を行なっているという点でも満足しています。他大学や企業と共同研究を行うことで、自分の考えとは違った考えを聞けたり、企業の人と接することでより自分と社会人との違いが明確に見えてくる為、とても良い機会だと考えています。

私の大学では、3回生が始まった4月から、就職支援サイトを運営している会社が大学に来られて、これからどのように就職活動を進めていくのかやどのように就職活動に対して準備するべきかなどのセミナーを開いています。大学でOBOG相談会も設けているため、直接OBの方に連絡して日程調整などをするといった手間も省くことができます。中小企業から大企業に勤めていらっしゃる先輩方(人事、エンジニアなど)が来られます。また就職活動だけでなく、院進学相談会も開かれるので院進学する学生に対しても優しくなっています。

他のキャンパスに関してはよくわからないのですが、滋賀県にあるびわこ・くさつキャンパスの設備はひどいです。一つには、食堂の数が少なすぎるということです。立命館大学では12:10から昼休憩なのですが、11:45ぐらいにはほとんどの食堂の席が埋まっています。そのため、授業がギリギリに終わる学生はお昼ご飯を食べないか、あるいは12:30ぐらいまで座席が空くのを待たなければなりません。また、コンビニの数も大変少ないため、お昼時のコンビニはとても混雑して商品を買うのにも一苦労です。

立命館大学びわこ・くさつキャンパスでは、喫煙が全面禁止になっています。しかし、PCルームがある横に外階段があるのですが、そこが喫煙エリア化している状況です。私はPCルームをよく利用するので、その横をよく通るのでとても不快な思いをしています。タバコの吸い殻が地面にとても多く落ちているのです。学校の職員もその喫煙エリア化している場所をよく通るのですが、見て見ぬふりをしています。注意の一つもしていない状況は大学の運営がしっかりできていないと考えています。

立命館大学では、数年前から全面禁煙になったとポスター等で書かれていますが、実質徹底されているとはいい難い状況です。駐輪場の隅でたばこを吸う人たちを黙認している状態で、喫煙場のようになっています。たばこを全面に禁止してほしいというわけではないのですが、キャンパス内にでかでかと「全面禁煙になりました」のポスターを貼っておいて、キャンパス内でのたばこを黙認しているのはどうかと思います。それならば、全面禁煙をうたわずに喫煙室をちゃんと保持したままにすればよかったのにと思わざるを得ません。

立命館大学にはインターンシップの制度はあるのですが、海外でのインターンシップの制度が少ないように感じます。具体的なインターンシップというよりは研修に近いのではないかというようなものもあり、海外で数週間、数か月がっつり就業体験ができるというプログラムはありません。そのため、海外でのインターンシップを探す場合は、エージェントを探したり、休学して自費で行ったりしなければなりません。グローバル化を謳うのであれば、やはりこうした制度は必要ではないかと考えます。

スポーツ健康科学部
本格的にスポーツについて様々な視点から学ぶことができる学部です。指導者だけでなくメディアや経営者などの勉強もすることができる。

中学・高校の一種免許(保健体育)を取得することができるので教師になりたい人に最適な場所になっています。またアメリカの国家資格であるGATの勉強を日本で行うことができて4回生になるとアメリカの大学院に留学するといった国際的な資格も獲得できる場所です。他にも健康運動指導士、日本体育協会公認スポーツ指導者の資格といったスポーツに関する資格を多数取ることのできる学部なので将来スポーツ関連に就職したい方にオススメの学部になっています。

スポーツ健康科学部のあるびわこ・草津キャンパスは敷地の面積がとても大きいのでのびのびと勉強に励むことができます。グラウンドはもちろんのことトレーニングジムもあるので、部活動やサークルに打ち込みたい人にはとっておきの場所になっています。特にトレーニングジムは最先端の機材が揃っているのでハイレベルなトレーニングを行うことができます。また食堂では朝食が安い値段で販売されているので一人暮らしの大学生の憩いの場所になっています。

大学の敷地がびわこ・草津と田舎に位置しているので周りに大学生が集まって遊ぶような場所がありません。またアクセスが非常に悪く駅から歩いて行くには時間がかかるのでシャトルバスに乗って通学していますが多くの人が利用しているので最寄り駅から長蛇の列に並ぶ必要がありバスの中も満員状態です。そのため通学に非常に時間がかかり授業に遅れてしまう可能性もあります。家からの電車通学にはあまり向いている場所と言えないです。

先ほども述べた通り立地が悪いので周りにアルバイトをできるような場所がありません。そのため一人暮らしの大学生はアルバイトする場合は少し遠い場所でアルバイト先を探す必要があります。アルバイトをするつもりならば家の近くをアルバイト先を探した方がいいと思います。またスポーツ健康科学部は授業のコマ数が多いのでアルバイトに割くことのできる時間を多く作ることはできません。アルバイトに励みたい方には厳しい環境と言えると思います。

経済学部 経済学科
大学の授業の中には、簿記という資格がとれるかつ単位も取得できる授業があります。普通なら、専門の学校に別で通う必要がありますが、ここでは大原簿記専門の先生がわざわざ大学に来てくださり、丁寧な授業を受けることができます。将来、就職時に必要となる資格を授業を通して単位も取れ、一石二鳥だなと感じています。また、教職やその他の資格も、お金がかかりますが、大学で取れるのはとてもいい面だと思います。通常よりも安い値段で将来のことを考え自分にあったことができます。

他学部に比べて楽な学部と言われています。人数が多いために、多くの人と関わることができます。自由時間の確保がしやすく、大学生時にしたいことが沢山できると思います。テストも他学部に比べると楽な点もいいと思います。

大学から駅は少し遠いため、ほとんどの人はバス通いになります。雨の日は、バスの列がすごく並ぶのが大変です。私は、一人暮らしをしているため、大学の近くのアパートですが、近いといっても自転車で10分です。大学の近くにはパナソニックの工場があるために、アパートは少し離れます。少し坂の上にあるために、自転車で登るには一苦労です。また、自転車通いも多いために少し危険です。バイクや原付での通いが多く危険度は増します。

キャンパスはとても広いために、駐輪場から講義室までに10分以上かかることもあります。また、入学当時はどの建物が何なのかよく分からなくて苦労しました。説明会時には、その場所に行けなくて困りました。移動教室が毎時間あるため、講義と講義の間10分で移動するのは大変です。トイレに行く時間がないこともあります。食堂での昼食時には少し早い移動が必要となります。学生も多いため、あらゆる学部で使う教室が異なるので、建物を覚える必要もあります。