舞
舞空キャンパスさん (8lvzuryb)2023/1/25 11:00 (No.680010)削除文学部
多種多様な学部の中でも、一番カオスな学部だからです。歴史、言語、文化、芸術、サブカルチャー、経済、心理学など非常に広範囲に渡った学びができ、様々なことに興味がある人にとっては満足のできる学部になると思います。
1、2回生では文学部全体の学びを一通りさらい、自分の興味のある分野を見つけました。3、4回生ではそれをさらに深めていく形で専門的な学習を進めました。私は文学部西洋史学専攻でしたが、2回生まではヨーロッパ史や芸術史だけでなく、現代の欧米・アジア社会についてや、日本のアニメや漫画といったサブカルチャーまで、非常に幅広い分野を学びました。その中で最も興味を持ったのがヨーロッパ近代史だったため、3回生以降は西洋近代史のゼミに所属し、卒論に向けて自分の関心をプレゼンという形にして発表しました。
文学部は日本史や東アジア史、西洋史、心理学、文化芸術といった非常に細かな専攻に分かれていましたが、基本的にはどの専攻の学生も同じ教室で授業を受けることができます。専攻、時には学部をまたいで取ることのできる授業が大半だったため、自身の興味の赴くまま非常に多彩なジャンルの授業を受けることができました。また、平日の夜や土日には、外部講師の方を招いた特別授業を学部学科関係なしに受けることもできたため、色々なことに興味のある人にとってはとても満足できる学習体制だったと思います。
場所によって、老朽化が進んでいる所とそうでない所の差が激しかったです。特に、私が所属していた文学部の建物は大学内でも古い施設だったため、空調の不具合や洗面所の故障などが頻発しており、そういった点が少し不満でした。特にトイレは、ほとんどが和式で狭く個数も少なかったため、他の学部の施設のものをよく借りていました。また、夏になると地下の教室に大きなクモなどの虫が発生するのも悩みの種でした。しかし私の卒業と同時に文学部施設の改修工事が行われたため、現在ではこれらの問題は改善されているかもしれません。