【掲示板】立命館大学卒業生の今

経済学部 国際経済学科
私が通っていた学部です。経済の中でも、英語等の多言語教育が盛んに行われている学部です。ＴＯＥＩＣのスコアが５５０点以上取らなければ卒業できず厳しい学科ではありますが、今後英語だけでなく多言語は必ず必要になってきます。社会に出たときの１つの武器を作れる学科だと思います。

最寄駅が南草津駅ですが、駅から車で２０分から３０分はかかります。自転車で通うのであれば、４０分ほどはかかります。時間だけでなく、不満点が２点あります。私は自転車で通っておりましたが、坂道が非常に多く、夏は通うだけで体力を使います。女性は少し大変かと思います。もう１点は、バスの本数が限られているということです。テスト期間等は、多くの学生が通います。バスも非常に込み合うため、テストに遅れることもありました。通常よりテスト期間等は本数を増やし運行しておりますが、それでも本数が少なかったです。

マンモス校であるがゆえに、生徒の管理は非常に難しくなってきます。大学には出席をとる授業が多いです。その出席確認の方法は、感想文等の紙が回されますので、そこに学生ごとのＱＲコードのシールを貼って提出します。中には友達のＱＲコードをもらい、友達の分まで出席用紙を記入している方もいらっしゃったかもしれません。自分のために授業は受けるので、学生自身がやっていることですので何も言いませんでした。しかし、その体制は、学生のためにも学校のためにも今後変えていくべきだと思います。

私はバスケットサークルに所属しておりました。立命と聞くと、マンモス校とイメージ方が多いと思います。それゆえに、サークルの数も多く、バスケットサークルで３０チームほどはありました。りっつカップと呼ばれるバスケットサークルのトーナメント戦が年４回実施され、そこでもいろいろな方と交流が深まります。ゼミ以外の交流がなかなかできない中で、自分の好きなスポーツを通して人脈を増やせることは、今後の人生に必ずプラスになると思います。

名の知れた大学という点は、就職する上で必ずプラスになります。特に、面接の前には必ずエントリーシートというもので、企業も会いたい人材を選定します。そこを通らなければ、自分の伝えたい気持ちを会ってアピールすることもできません。私は、上場企業に入社することが目標でしたので、名の知れた企業にエントリーしておりました。３０社応募して、エントリーシート選考で落とされたのは１社のみでした。面接に行くと、優良の大学に通われていると評価を頂きました。立命は、大学ブランドとしては高いので就職活動で必ずプラスです。

産業社会学部 現代社会学科
一年生、二年生のころは決められた授業を受けることが多いですが、その他の授業は自分好みに選ぶことができます。私の所属していた学部は、特に授業を選ぶ上での自由度が高く、法律からジェンダー論、マンガ文化やサブカルチャーなどについても学ぶことができました。また、希望者は他の学部の授業を受けることができ、自分が専門としていない分野の授業についても深く学ぶことができるといった点で、とても満足していました。他学部の人と一緒に授業を受けることで、自分自身にもいい刺激がありました。

個人的な意見ですが、各々のゼミ活動における差がとてもあるように思います。あるゼミでは文系ながら、まともに他の授業に手が回せないくらいの課題を出されてしまったり、また他のゼミでは週に一度集まるだけで、あとは卒論を書く以外は特に課題がない、といったようなものもあります。自分のペースに合ったゼミを選ぶことができないと、「思ったよりもハードで他の勉強がなかなかできない」「何もすることがなくて拍子抜けしてしまった」など、入ったゼミに後悔してしまうこともあるようです。

キャンパスの近くに観光地があるため、通学に利用するバスが観光客であふれてしまうことがあります。そのため、授業に間に合うように登校しようとしても、思ったバスに乗れずに遅刻をしてしまう人が何人かいるようです。また、駅からキャンパスがとても遠いため、徒歩、自転車、バス以外で通学することが難しくもあります。JRや私鉄が近くを通っていたら、もう少し楽に通学をすることができるのにと思います。今現在は、近くに住んでいる生徒以外はそこを不便に感じているようです。

立命館大学には、とても多くのサークル・部活動があります。スポーツ系の部活動では毎年優秀な結果を残しており、この大学の学生として誇らしいなと思ったりもします。また、サークル活動も非常に豊富で、音楽系からボランティア、食べ歩き、文学系など様々です。年に一度行われる学園祭では、どのサークルも非常に魅力的な出し物をしており、興味を惹かれるものがとても多くあります。自分には何ができるだろう、何をしたいだろうと考えたとき、必ず自分が興味を持てるようなサークルや部活動があることが強みだと思っています。

法学部
同じキャンパス内に国際関係学部があり、その学部には外国の方がたくさん在籍しています。そのため大学では外国の方とコミュニケーションを取る機会がたくさんあります。日本語が上手な方も非常に多いので、外国語が全然出来ないためにコミュニケーションが怖いという人でも気軽に外国の方とコミュニケーションが取れます。私は英語が苦手でしたが、アメリカ人の友達が出来たおかげで苦手意識がなくなりました。また、韓国人の友達もできたので簡単な韓国語も話せるようになりました。

通学の際、公共交通機関(阪急・近鉄・JR・バスなど)を利用している学生は言うまでもなくたくさんいるのですが、地震や台風の影響で電車が止まっていたり遅れていたりしても、通常通り授業を行うという判断をすることが多いです。また、災害時は授業があるのかどうか早めの判断、情報発信をしてくれないと学生は不安ですし、遠方から通学している学生は困りますが、判断は大抵遅いですし、情報もHPから小さいリンクに飛ばないと見れない等、かなりストレスを感じます。

ほとんどの教室が夏は暑く冬は寒いです。学生にとって1日の大半を過ごす場所ですし、快適な温度でないと授業に集中しづらいです。また、新学期いざ授業を始めてみたら席が足りず座れない学生が居たりします。定員より少ない席数の教室で授業をするためです。定員が決まっているのならその分の席数が確保されている教室を選択するべきです。それ以前に人数が多い大学なので、全体的に席数を増やすべきだと思います。座れないため仕方なく帰るということもしばしばあります。

法学部は少し難しいですが、かなり専門的な勉強ができていると感じます。ゼミでは普段は真面目に勉強していますが、沖縄へ旅行に行った際は非常に楽しく過ごすことができました。

おすすめ学部：映像学部
まず学生にとって重要な単位に関してですが、映像学部は単位が取りやすい授業が多いです。私は法学部ですが、他学部の授業を受講できる制度があり、映像学部の授業を受講する機会が何度かあったのですが、全ての単位を取得することが出来ています。また、授業の内容も面白いものが多いです。今まで何気なく見ていたテレビや映画などの見方がガラッと変わると思います。専門的な映像作成の技術などを学べる授業もあると聞いたので、将来映像関係の仕事に就きたい人にもおすすめできます。

総合心理学部
大阪いばらきキャンパスに設置されていますが、学部が創設されるにあたって6階に総合心理学部生専用のスペースが作られています。ここでは、心理学についての実験を行う実験室や、学部生が勉強・交流するスペース「ここらぼステーション」という部屋があったりもします。

私は立命館大学の中でも大阪府茨木市にある「大阪いばらきキャンパス（通称:OIC）」に通っているのですが、OICは数年前に設立されたばかりのキャンパスなので、とても建物がキレイです。また、新入生や在学生に向けてしっかりとしたサポートや制度が整っていることも立命館大学の大きな特徴だと思います。特に新入生に向けては、入学前に「Welcome Campus Festa」という企画等も運営されており、友達作りなどの分野に於いても特化していると思います。

文学部
文学部といっても多くの学域があり、それぞれ専門にしているものが違います。文学系もありますし、哲学や人間研究、心理、言語など幅広く、文系なら自分の興味ある分野があるのではないかと思います。もし自分に合っていなくても、文学部内の転域は比較的簡単にできます。

現在建っている図書館は３年前に完成しました。旧図書館と比べ、まず明るさが違います。ガラスが増え、太陽の光を取り入れられるような設計になりました。そして自習スペースがたくさんあり、種類も豊富です。地下一階から三階まであるのですが、それぞれコンセプトが異なっていて、置いてある家具や照明が違います。ほとんどの机にはコンセントもあるので、パソコンや携帯電話を気軽に充電できます。気分に合わせて違う階で勉強すればマンネリ化も防げます。

数ある大学の中でも留学生の数が多いです。多くの海外の大学と提携を組んでいるため、長期の留学生もたくさんいます。そんな留学生と交流するスペースや言語を交換して学べるシステムがあるため、普通に生活を送っていても、外国人留学生と交流することができます。また、もっと留学生と関わるために、留学生をサポートする学生団体もいくつかあり、充実しています。そこではより深い交流をするためイベントを開いたり一緒にお昼ご飯を食べたりしています。

ほとんどの祝日にも普通に授業が組まれており休めません。成人の日だけは学生が成人式に出るために休みになりますが、それ以外の日本の祝日には授業があります。イベントのある祝日はわざわざ休む学生も少なくありません。これではバイトを入れられなかったり、ほかの大学の友達と遊びに行くことができなくなってしまいます。また先生にとっても同じで、家族がいる教授もたくさんいるはずなのに祝日は休むことができません。

総合心理学部
たくさんの心理学を学ぶことが出来ます。私たちは、自分の好きな分野の心理学を選んで学ぶことが出来るので、楽しいです。また、最近新しく出来た学部なので、学生があまり多くありません。そのため、学生同士がすぐに仲良くなり、アットホームな雰囲気があります。ですので、とても居心地が良いです。

学部によって課題の数が違います。特に、総合心理学部は課題がとても多いです。レポートが一気に何個も出されたりと、学生のスケジュールを全く考えていない課題の出し方で辛くなります。前もってレポートが出ることを教えてくれたら良いのですが、急に言われたりするのでとても対応しきれないことがあります。そのため、授業中にレポートをしたりするので、その授業の話を聞いていないこともあります。バイトやサークル、学生委員会の活動など、忙しい大学生にとっては、もう少しレポートを授業によってずらして出すなど、対応をして頂きたいと思っている人は多いと思います。

総合心理学部がある立命館大学の大阪茨木キャンパスは、建てられて数年であるため、施設がとても新しくキレイです。大学生に必須であるパソコンや携帯もすぐ充電出来たり、エスカレーターやエレベーターもあるので、すぐ教室を移動することができます。ジムや図書館、ライブなどに使うホールも充実しているので、サークルも有意義に活動することが出来ます。また、総合心理学部には6階に「ここらぼスクエア」という、学部生だけが使うことができる部屋があります。そこでは、充電設備だけでなく、テレビやコピー機もあるので、勉強や遊びにも使用できます。

お昼になると、多くの学生が学食やコンビニを利用するのですが、必ず混みます。並ぶ列もとても長いので、並ぶことがうんざりになるほどです。お昼休みの50分の間にコンビニに行って、長時間並んで、そして食べることを考えると、すぐにお昼休みが終わってしまう印象があります。学食の席もすぐに満席になるので、もう少し席を増やしてほしいです。授業が長引いてしまうと、ごはんを食べようと学食に行きますが、席が無いことがよくあります。

このキャンパスの最寄りの駅はJR茨木駅です。この駅から、5分くらいでキャンパスに着くことが出来るので、とても立地が良いです。また、横にはイオンがあります。大学から繋がっている地下道があるので、その地下道を利用すると、すぐにイオンにも行くことが出来ます。ですので、授業終わりに映画を見たり、遊んだり、買い物や外食を楽しんだりすることは容易に出来ます。近くにもたくさんラーメン屋さんがあるので、特に男性が授業終わりに行っています。

私の大学は、2単位の授業が多いため、他の大学と比べて授業の数を少なく履修することができます。そのため、全休を作る人も多いです。そうすることで時間が出来るので、バイトや勉強などに時間を使うことができます。

政策科学部
2015年に新しく建てられた茨木キャンパスのために非常に綺麗で、見た目もかっこいいです。そして真面目な人も多く、講義の際に私語をしている人が比較的少ないところもよいです。大きなグラウンドもあり、またサークルも多いため運動する機会を設けることができるため健康に良い生活を送ることができています。政策科学部はグループを組んで勉強することが多いため、ほかの人と仲良くなりやすいというところも大きなメリットであると考えます。

私は将来公務員になりたいと思っているのですが、それに際して公務員講座の制度が充実しておりしっかりサポートしてくれるため制度は万全であると考えます。また、政策科学部自体が多くの勉強をすることができ、公務員系の講義が多いです。公務員講座を受けるにあたって金銭的なサポートも充実しているため一人暮らしでお金があまりなくても受けやすいというのは非常に良いと思います。公務員になりたいなら立命館の政策科学部一択だと思います。

茨木キャンパスは、衣笠キャンパスと比べると人が少なく活気があまりないです。静かに暮らしたいならよいと思いますが、わいわい騒ぎたいなら衣笠キャンパスに行ったほうが良いかもしれません。それに伴い、衣笠キャンパスよりはサークルも少ないです。ただし、衣笠キャンパス、滋賀キャンパスのサークルにも参加できるため、そこらへんはよいのではないかと思います。やはり、自分の勉強したい学部に入るのが一番だと思います。

立命館大学は原則バイク通学禁止のためバイク好きでバイク通学したい人にはおすすめしません。私もバイクが好きなのですが入ってからバイク通学禁止ということを知りがっかりしました。もちろん車通学も禁止のため、自転車、電車、バス、徒歩などで通学しましょう。また、自転車通学ですが講習が必要なところも不便極まりないです。それが面倒で私はまだ自転車通学ではなく、徒歩で通学しています。そこらへんは少し改善してほしいと思っています。

おすすめ学部：政策科学部
政策科学部は様々な分野の勉強をするため、将来がまだ決まってない人、何を勉強したいか決まってない人は入ることをお勧めします。大学に入ってからしたいことを決めるのもよいのではないかと思います。また、ディベートを行う機会も多く、論理的思考能力を鍛えられます。

文学部
わたしは文学部のある専攻に所属していたのですが、自分の所属専攻以外の授業も選択できるところが魅力的だと思います。年次が上がれば、他学部の授業を一部受講することもできます。わたしも他専攻や他学部の授業を受講し、その他学部で受講した授業に影響を受けて、就職活動での企業選びに繋がった経験があります。他大学だと専攻によって受講できる授業が決まってしまっているという話も聞いたことがあります。そのような中で、多様な授業を受講し、価値観を広げられたことはとてもいい経験でした。

文学部のわたしが所属していた専攻のゼミは、150人ほどの学生に対して5つほどのクラスがありました。わたしの所属するゼミでは全員が同じ歴史小説について研究することになり、自分の研究したい題材がなかなか研究できませんでした。かといって、他のゼミで自分の研究したいことができるのかというと、そういうわけでもありませんでした。他学部や他専攻については分かりませんが、わたしの専攻で自分のしたい研究をことをすることは叶いませんでした。先生が評価できないということもあるのかもしれません。

学生数に対して食堂が3つ、カフェが2つと少なく、席数も限られています。一番メインの食堂にはいつもお昼の時間に外まで行列ができていて、次の授業にはとても間に合いません。また、近くの学生やご老人などが団体で来られることもたびたびあり、そのときはますます混雑し、席取りに必死でした。ただ夜はそこまで混んでいませんし、あたたかいごはんを遅くまで提供していただいているので、強いていえば不満だなというくらいです。

人が多いため、サークル数も幅広いところから選ぶことができます。わたしが所属していたボランティアサークルでも、それぞれのサークルによって所属する人や活動内容も異なり、サークル内外を問わず交流できたことは、とてもいい刺激になりました。また、新しいサークルを立ち上げることにも寛容な大学です。わたしの所属していたボランティアサークルから派生して、また違うボランティアサークルを作った友達もいました。勉学はもちろんですが、サークルという学生の自治組織が豊富なところは、将来を考えるにあたっても魅力的だと思います。